運営メンバー自己紹介3 - 中森 学


ライター地位向上委員会「ライトアップ」を運営しています、中森 学です。


運営メンバー3名は札幌・福岡・東京に住んで

いるのですが僕は東京で、3人それぞれが全国

に良いバランスで散らばっているのが良いなと

思っています。



この記事では、僕がライターになったきっかけ

について書こうと思います。



[ 目次

(1) 学級新聞・社内報などを書いていた

(2) 説明文寄りの文と、小説の両方を読んだ

(3) なんとなくライターを始めた

(4) ライターをやっていて良かったこと






(1) 学級新聞・社内報などを書いていた

記憶に残っている範囲で「初めて文章を書いた

と覚えているのは、小学校4年のときでした。

学級新聞 (または個人で作る壁新聞) を授業で
つくることになり、「中森君の文章って、続き
を読みたくなるね
」「なんだか面白い」とクラ
スメイトが言ってくれて嬉しかったことを覚え
ています。


学級新聞は中学になってもクラス内の係として
書き続けていました。学級新聞を書き続けて良
かったこと
は2つあります。

1つは、伝えたい内容を端的にまとめて書ける
ようになったことです。(学級新聞は紙に印刷
して配布していたので、スペースに収めるため

に書く内容を絞り込んだり表現を工夫したり
する必要がありました)

もう1つは「学級新聞を書き続けた結果」です
が、授業のノートをとるのが苦にならなくなり

ました。

(ノートをしっかりとる必要がでてくる小学中

学年から学級新聞を書き始めたので、自然と
ノートも楽にとれるようになった感じです)



大学を出たあとはファストフードチェーン店

勤務していましたが、店舗スタッフ同士のコミ
ュニケーションをはかる方法のひとつとして
社内報」を作りました。


結局、小学4年(10歳)からファストフード
退職(31歳)まで、20年近く「新聞」を作り
続けていたことが、伝わる文章を書く上で良い
練習になっていたんだなと思います。


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(2) 説明文寄りの文と、小説の両方を読んだ

「ライターをしています」と自己紹介すると、
語彙力はどうやって身につけたんですか?」

と聞かれることがあります。


そうですよね、前の章「(1) 学級新聞・社内報
などを書いていた」では、A4の紙に収めるた
めに「伝えたいことを要約し、端的にまとめる」
「似た表現のうち、シンプルで文字数が少ない
表現を選ぶ」ということを書いたのですが、

どうやって語彙力を増やしたかは触れていない

ですもんね。



小学生のころ、文章を書く上で手本になったの
鉄道雑誌、新聞、推理小説の3つでした。

鉄道雑誌と新聞は、大人が読むものと同じもの
です。「鉄道を取り巻く社会環境」や、「新型車

両に採り入れられた新技術」などを解説する記
事を読むことで、「わかりやすい説明文とは、

このように書くんだな」と自然と覚えた気がし
ます。(新聞も同様です)


推理小説は、江戸川乱歩の『怪人二十面相』や
『少年探偵団』を読んでいました。

鉄道雑誌や新聞などの「説明文」とは違う文体
で、「人の心を表現する手本」になりました。


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(3) なんとなくライターを始めた

さて、ライターを始めたきっかけですが…
本当に偶然でした。

大学時代、アルバイトを探したときに大学の
最寄り駅にあったマクドナルドが目立っていて

「なんとなく」マクドナルドでアルバイトを
始め、卒業後はマネージャー職として勤務。

書くことを仕事にしようという意識はまったく

ありませんでした。


マクドナルドを退職したあと、最初は転職活動
をして飲食業以外の業界で正社員として働こう
と考えていました。

(やはり、書くことを仕事にしようという意識

はまったく無かった)


ただ、転職活動がうまくいかず悩み…、「今な
ら失敗しても取り返しがつくから、フリーラン
スになってみよう!」といきなり思い立ったの

がライターを始めた直接のきっかけです。

(社内報を書いていたから、文章はかけるはず。

それならライターかな? という、ノリと勢い

で始めたようなものです)



それから11年、交流会で出会った方から依頼
をいただいたり、お客を紹介をしてもらったり

して今まで続きました。

(人とのご縁は、本当に大切です)


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(4) ライターをやっていて良かったこと

ファストフード店時代、恥ずかしながら世の中
のニュースには関心がほとんどありませんでした。

円高になっても、新技術が話題になっても、
日々の業務が影響をうけることはないからです。

(日々の業務に影響がおよぶという観点だと、

上司の機嫌の方が重要でした)



そんなわけで「ほぼ世間知らず」の状態で会社
を退職し、同時にライターの仕事を始めたため

「お客の話を理解するため、ビジネス系ニュー

スから暮らしの裏技まで情報を集める」毎日が

始まりました。

(ビジネス誌や新聞のネット記事を中心に、毎
日3時間くらいニュース記事を読んだと思います)



それが良かったのか、仕事の依頼を受けた際に
「その分野のことをまったく知らず、相手が話
す内容を何も理解できない…」ということにな
らず、今に至っています。



専門家にインタビューをする機会も多く、仕事
としてお金をもらいながら「大人の社会勉強

をしている気分で、自分の知識が増えるのが楽

しいです。



ライターとしての経験が長い・短いに関わらず、
今まで一人で活動してきた方と「ライターをや

っていて良かったこと」をお互いシェアできた
ら嬉しいです!





茶話会 (情報交換会)

ライター地位向上委員会

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